ロータリータトゥーマシンの違い

ロータリータトゥーマシン1 ロータリータトゥーマシン2

ロータリータトゥーマシンはコイルのタトゥーマシンとは 大きく異なります。
ロータリータトゥーマシンは小さなモーターが回転する動きを上下運動に変換して、タトゥーニードルを上下に動かして、インクを入れています。
針のぶれなど問題もあったようですが、現在では技術の進歩とともに改善され、肌への負担も少ない事から彫師の間では見直されて 愛用者も増えているようです。
コイルタトゥーマシンと比べると、全体の重量が軽く扱いやすいのと、タトゥーに付き物の『ジッジッジ〜』の音がなく大変静かです。
手に伝わる振動も少ないのが特徴です。
デメリットとしては肌への負担が少ないと言う事は、一彫り、一彫りの叩く力が弱く、スピードも若干遅いと言う事です。
ビビッドなはっきりした感じのデザインには向いていないかも知れません。
ただこれは使う人の感じ方で異なり、ロータリーの方が強い、早いと言う人もいます。
コイルタトゥーマシンの場合はお客さんの肌の状態の違いによって、マシンに伝わる動きが異なり、それぞれの状態に合わせて調節する事が出来ますが、ロータリータトゥーマシンの場合は一定の動きですので、調節する事は出来ません。
アメリカで最初に特許が取られたタトゥーマシンは、サミュエル・オーレイリー(Samuel O’Reilly)さんが申請した、現在で言うところのロータリータトゥーマシンの様です。