タトゥーマシンへの輪ゴム(ラバーバンド)

絡まって取り付けたタトゥーマシンへの輪ゴム(ラバーバンド) 正しく取り付けたタトゥーマシンへの輪ゴム(ラバーバンド)

タトゥーマシンのセッティングで輪ゴム(ラバーバンド)は大切な部品の一つです。
ニードルバーが上下運動する際に動きがバラバラにならない様に固定する事が出来ます。
輪ゴム(ラバーバンド)をマシンに取り付ける際は、輪ゴム(ラバーバンド)がニードルバー上でひと塊に絡み合わない様に、ほんの少しずつ間隔が開いて取り付けられているのが、理想的です。
もしグチャグチャに絡んでいると、マシンの動きも遅くなり、針の上下の動きも正確性に欠けたリズムになってしまう可能性があります。
一番下の輪ゴムは水平に、上に行くほどコンタクトスクリューに近くなる様に取り付けると、スナップが効いて少しだけマシンのストロークが改善される様です。
彫り進めると、輪ゴムもずれていきますので、何度か調整をしなおします。
その際には輪ゴムがもつれていないか、ちゃんと角度が付けられているか再確認して取り付けなおします。
衛生管理上の問題で、タトゥーマシンをナイロンバッグなどで覆う方もいると思いますが、少しゆとりのあるサイズの方が、輪ゴムの付け替えも行いやすいでしょう。
タトゥーマシンの扱いにとって、輪ゴムは取るに足らない些細なことの様にも思えますが、正しく取り付ける事によって マシンの動きやタトゥーの仕上がりにも大きな違いが生まれるでしょう。