使い捨てチューブとスチールチューブの違い

スチールチューブ 使い捨てチューブ

タトゥーマシンに取り付けて使うチューブには、ステンレスやアルミ製の物と、プラスティック製などの使い捨てのものがあります。
どちらも一長一短があり、好みで使い分ければ良いかと思います。

ステンレスやアルミ製のチューブのメリットとしては、素材自体が硬く、オートクレーブなどの滅菌処理をすれば、何度でも使う事が出来ますし、素材の重さが加わるため、タトゥーマシンに装着して持ったときに適度な重さでバランスが取れ安定しやすいと言う彫師さんも多い様です。
反対にデメリットとしては、再度使う為には付着した血液などをしっかり洗い落とし、薬剤や器材を使用して滅菌処理をする必要があり、彫師の仕事としては気を使う作業の一つだと言う事です。
素材の重さも彫師さんによっては、手が疲れてしまう原因になると感じる人もいます。

使い捨てチューブのメリットは、軽いので手が疲れない、使い捨てなので滅菌処理などをする必要がなく、時間に余裕ができる。
お客さんも使い捨てなので安心できると言ったところでしょうか。
デメリットとしては、軽すぎてタトゥーマシンの振動が手に伝わってしまい安定感が出ない。
先端に厚みがあるので、針の先が見にくい。
一つ一つにコストがかかると言ったところでしょうか。

それぞれに良い面、悪い面がありますので色々と試して自分に合ったものを選ばれるのが良いと思います。