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一般的には下絵をコピー用紙に描いて、サーマルコピー機を使って下絵をコピーします。
サーマルコピー用紙にデザインがしっかりと写されれば、肌に転写するのですが、古くから転写する際に用いられているのがアメリカでは一般的に販売されている「Speed stick」と呼ばれるデオドラントです。
主な成分は毒性がほとんどない「プロピレングリコール」と呼ばれる物質です。
(その他の成分:水、ステアリン酸ナトリウム、香料、塩化ナトリウム、ステアリルアルコール、青色1号色素、黄色5号色素)
スティック状になっていて触ると少しベタッとしていますので、転写する際にサーマルコピー紙のインクがくっついて皮膚に残ります。
他にはタトゥーサプライで販売されている転写用の液体があります。
粘度のある液体で、直接皮膚に塗り5〜10分ほど置いて乾燥させ、その後スピードスティックと同じようにその上にサーマルコピーした紙を貼り付けデザインを転写します。
小さなデザインなどで施術の最中に箇所を拭き取る回数も少なく、そこまでしっかりと定着する必要がない場合は塗った後に乾燥させる時間は数分でも問題ないようです。
成分はアロエ原料などの様です。
どちらも転写後はティッシュなどで軽く押さえると定着しやすくなります。
もし転写後に場所を変えたいなどで貼り直したい場合は、アルコールで拭き取ると良いでしょう。