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彫師が仕事をする時に、どんな椅子に座って作業をしているのでしょうか?
リアリスティックやアメリカントラディショナルなど得意とするスタイルはアーティストによって様々ですが、椅子には違いがあるのか?
座るイスによって出来上がりのクオリティに違いが出るのか?
ポートレートやリアリスティックに定評のあるボブ・タイレル(Bob Tyrrell)さんは背もたれなしで車輪つきの丸いスツールを使っています。
イスの高さを調整できて、足に車輪がついているこのタイプのイスを使っている彫師が一番多いかと思います。
右側の画像はコンベンションで撮られたもので、折り畳み式の簡易なイスに座っています。
座り心地は悪そうですが、短時間座るだけであればクオリティに影響はあまりないのかも知れませんね。
リアーナやジャスティン・ビーバーなど数々の有名人にお客さんが多いバン・バン(Bang Bang)さんは背もたれと車輪つきのイスを使っています。
この時彫られているのは、トップモデルのカーラ・デルヴィーニュさんです。
アメリカントラディショナルで有名なバート・クラック(Bert Krak)さんも背もたれと車輪つきのイスを使っています。
かなり体の大きい彫師さんですが、体のサイズはあまり関係ないようです。
異端児、天才とも呼ばれるグライム(Grime)さんは、クッション性のある背もたれと車輪つきのイスを使用しています。
オフィスなどでよく座られているタイプですね。
リアリスティックで有名なロバート・ヘルナンデス(Robert Hernande)さんは背もたれとアームつきの黒いチェアーに座っています。
右側の画像はコンベンションで撮られたもので、洋風の白いイスに座っています。
皆さんコンベンションではシンプルなイスを使用しているようです。
もちろんですが、三代目彫よしさんの様に手彫りの場合はイスは使用しません。