サーマルコピー機の種類

3Mのサーマルコピー機 イメージサーマルコピー機 中国製のサーマルコピー機 スピリットのサーマルプリンター

描いた下絵を肌に転写する際に多くの彫師が使用する機材が、サーマルコピー機です。

下絵を機械に通してサーマルコピー用紙に熱で下絵を写し取り、下絵が写っているサーマルコピー用紙を肌に貼り付けて彫ります。

元の絵の黒色の部分に反応を起こして、転写するようですので、カラーは転写できません。

昔は3Mのサーマルコピー機が使われていました。
ですが、この3Mの機械はかなり大型の機械で、バルブやベルトなど様々な部品も交換する必要がありました。
その上、かなり高額な商品でした。

その後に出回ったのが、少し廉価なサーマルコピー機です。
こちらも部品は交換する必要がありますが、サイズはかなり小さくなりました。

その次に出回ったのが、小型のファックス機のようなサーマルコピー機です。
中国産のもので、バルブなどが内蔵されていないため、部品は交換する必要がなくとても簡単に使いやすく作られていますが、トラブルも多くすぐに壊れてしまうことも多々あります。

現在出回っているのが、サーマルコピー用紙を販売している「Spirit」がコピー機やミシンなどで有名な「brother」と共に開発したポータブルサーマルプリンターです。
従来のサーマルコピー機はコピー用紙に描かれた下絵を機械に通して転写していましたが、このサーマルプリンターはパソコンとつないで下絵を転写します。
パソコンを使用して下絵を描く彫師も増えたので、そう言う方にはとても使いやすい機械でしょう。
サイズもかなり小さくなりました。